ゴーストバスターズ

原価で買わんで良かった(笑)

を初めて観る。
この年して初めての鑑賞だから世間とは20年ほどタイムラグがあることになる。
今回の鑑賞ハードは当然LDで、クライテリオン版LDの移植バージョン。
クライテリオンと言えば古今東西の名画傑作が発売の条件だから、
当然ゴーストバスターズも傑作だろうと身構えて鑑賞した所― 
全然面白く無いじゃんか!
ギャグはヌルイしストーリーも平板。だって、
「幽霊出ました。ハイ退治しました。終わり」
だよ!
なんでこんなんで大ヒットしたのか理解に苦しむ。
800円の中古品だったが、
「こんな内容じゃ800円でも仕方あるまい」
て感想。2度と観ないだろう(笑)

仕様 全編CAV標準ディスク・シネスコサイズ・デジタルステレオ・ドルビーサラウンド。
画質はクライテリオンだけあってなだらかなフィルムライクな味わい。これで内容が面白ければ文句は無いのだが(笑)

タイタンの戦い」輸入版LD500円なり。
100円で買った邦版があるが、ジャケットにつられてついつい買ってしまう。馬鹿ですな。
2枚組LDなので全編CAVでコマ送り可能だと思ったが、ナンと1、2面がCLVで3面だけがCAV仕様と言うインチキディスク。
これではハリーハウゼンの神業のダイナメーションが堪能出来ないではないか!
おまけにオリジナルサイズはスタンダードなのに上下をトリミングしてビスタサイズに変更してある。
やはり、ポニーキャニオンから発売されていた2枚組み全編CAV仕様のLDを地道に探すしかないか。

仕様 CLV&CAV・デジタルステレオ・ドルビーサラウンド・CX。
画質はあんまり良くない。ジャケットにはデジタル変換と書いてあるがあんまりメリットを感じない。合成画面になるととたんに画質が落ちるのである。現行DVDはワーナーから発売されているが、結構画質が良いらしい。
音質はデジタルだけあって以前の100円で買ったLDより格段に差をつけている。ローレンス・ローゼンタールの格調高いスコアも良い。ロンドンシンフォニーの演奏もより良く聞こえる。
サントラが欲しくなるなぁ。

オークションで泣きを見る

幻のサントラ再販してくれ!

先だって何気なくヤフーオークションを見ていたら、ジェリー・ゴールドスミスの幻の傑作「リンク」のサントラCDが出品されているではないか!しかも1800円からのスタート。これは絶対落札せねばと思い、暇あるごとにページを開いて見ていたが、まあ何とファンが多い事よ。あれよあれよと値がつりあがってゆくではないか!
こちらは無い金をかき集めて何とか14000円までは用意できた。しばらくの間7500円で値が止まってしまい、「こりゃ9000円もあれば落札出来るな」と安心していたがそうは問屋が許さない(笑) チョッと目を離した間に11500円に値がつりあがっているではないか。雲行きがあやしくなってきたぞ。で、競り合いの結果俺は負けてしまった。終了間際の数秒前に落札すると言う姑息な手段を使ったが、俺と競り合っているもう一人はかなり入札になれているらしく、この手が全く通用しない。結局14500円が出た時点でアウト、俺の欲しかったCDはスルリと指の間を抜けていったのであった。しかし、CD一枚に14500円も出すなんて正気の沙汰ではないな。

ヘンリー ある連続殺人鬼の記録

驚いた事にブルーレイ!

の輸入LDをオークションで500円。
実在のシリアルキラー、ヘンリー・ルーカスの偉業を描いた作品だと思ったが、事実とかなり異なった内容であった。衝撃度では「八仙飯店」に劣る。あらゆる殺し方を経験したルーカスの映画なので、バラエティにとんだ一大スプラッターを期待したが大いに裏切られた感じ。350人以上と言われる、冗談みたいな人数を殺したヘンリーの事だから、観る方も期待しちゃうのは仕方が無いと思うが、俺の方がオカシイのだろうか?
だが、本質の部分では事実を受け継いでいる。とにかくこの人は感情と言うものが感じられない。どの殺しも全くの無感情なのである。普通人を殺すなら何らかの葛藤と言うか、激しい感情の起伏が有ると思うが、彼にはそれが無く無表情のままサラリと殺してゆくのである。それが恐ろしい。殺人行脚の相方を殺す時も実に呆気ない。
とにかくいやぁ〜な気分になりたい人には是非お奨めしたい(そんなやついるか)
仕様 TVサイズ・カラー・デジタルステレオ・CX

八仙飯店之人肉饅頭

三部作ボックスで高い

の香港版LDをオークションで800円。
洋泉社発売の「悪趣味洋画劇場」にその残酷なシーンのスチール写真が掲載されているので、前々から是非観たいと思っていたが、レンタルには置いていないので観ようが無い。よって今回初めての鑑賞である。
「最低映画館」の塾長が詳しく書いているので、詳細は書かない。「最低映画館」を見てくれ。
しかし、これが実話とはにわかには信じられない。香港版なので日本語字幕は無いがストーリーは何となく判る。
爆笑したのは、刑事達がゲロ吐くシーンだ。
犯人の所に職務質問に行った時に犯人からもらった饅頭の具に、ミンチにした人肉が入っていたと分かったときに、食べなかったダニー・リー以外全員がゲロ(笑) あと、陰惨な内容なのに刑事達がミョーにコミカルなのに非常に違和感を覚える。コミカルなノリのまま、犯人を集団リンチする所なんかゾッとする。この作者は一体何を考えているのだろうか? 
まあ、香港中国返還前のヤケクソ感は十分に味わえる。俺みたいなヒネクレ者には大変な娯楽作品だが、一般受けはしないだろうなぁ。
仕様 ビスタサイズ・デジタルモノラル・マルチオーディオ。デジタルが広東語でアナログが北京語。中国語と英語の字幕が焼き付けてあるので、鑑賞にはチョッと邪魔。画質は香港のLDとしては平均的だと思う。香港でデジタルリマスターdts仕様のDVDが出ないかなぁ、買わないけど。

レッツゴー!若大将

何でも出来る若大将

のLDハードオフにて1000円、
いつも通りに金太郎飴な内容だが、最後まで飽きずに観ていられるのは流石である。香港マカオが舞台だが、会話は何故か北京語である。出演している宝田明は北京語ペラペラ。
東宝LDはジャケットに当時のポスターを掲載したり、ライナーノーツを充実させたりして非常に資料性が高い。よってDVDやブルーレイが発売されても処分出来ないのである。「歌う若大将」のLDを買うと、全作収める事が出来るボックスがもれなくもらえるので俺も買ってもらいました(笑) 

ブロブ・宇宙からの不明物体

ドロドログチャグチャ(笑)

のLDハードオフにて800円。
いまや一般のまともな映画の方に行ってしまったフランク・タラボンが脚本を手がけているだけあって、今観ても十分面白い。「ショーシャンクの空」以降、ハリウッドのメインストリームに行ってしまったのが非常に悔やまれる。帰ってこいよタラボン!
マックイーンが主演したオリジナルの方は未見なので何とも言えないが、アメリカ版「美女と液体人間」と言った趣。ドリームクエスト社が手がけた特撮はかなり気持ち悪く、アナログ特撮を存分に味わえる。今じゃ皆CGでやっちゃうンだろうなぁ。

カジノロワイヤル

ラブシーンがダレルのはナゼ?

のサントラCDブックオフにて250円。
デビット・アーノルドの4度目の登板である。すっかりシリーズの顔となったアーノルドだが、オープニングのジャングルフレーバー満載のアクションスコアからアーノルド節を存分に聴かせてくれるのが嬉しい。前作の「ダイ・アナザーデイ」のサントラでは、アクションスコアがかなり削られていたのが、今回のサントラではほぼ全部入っている。「慰めの報酬」のサントラはまだ中古に出回っていないのが残念。出ればすぐにでも購入するンだけどなぁ。