ヘンリー ある連続殺人鬼の記録

驚いた事にブルーレイ!

の輸入LDをオークションで500円。
実在のシリアルキラー、ヘンリー・ルーカスの偉業を描いた作品だと思ったが、事実とかなり異なった内容であった。衝撃度では「八仙飯店」に劣る。あらゆる殺し方を経験したルーカスの映画なので、バラエティにとんだ一大スプラッターを期待したが大いに裏切られた感じ。350人以上と言われる、冗談みたいな人数を殺したヘンリーの事だから、観る方も期待しちゃうのは仕方が無いと思うが、俺の方がオカシイのだろうか?
だが、本質の部分では事実を受け継いでいる。とにかくこの人は感情と言うものが感じられない。どの殺しも全くの無感情なのである。普通人を殺すなら何らかの葛藤と言うか、激しい感情の起伏が有ると思うが、彼にはそれが無く無表情のままサラリと殺してゆくのである。それが恐ろしい。殺人行脚の相方を殺す時も実に呆気ない。
とにかくいやぁ〜な気分になりたい人には是非お奨めしたい(そんなやついるか)
仕様 TVサイズ・カラー・デジタルステレオ・CX