八仙飯店之人肉饅頭

三部作ボックスで高い

の香港版LDをオークションで800円。
洋泉社発売の「悪趣味洋画劇場」にその残酷なシーンのスチール写真が掲載されているので、前々から是非観たいと思っていたが、レンタルには置いていないので観ようが無い。よって今回初めての鑑賞である。
「最低映画館」の塾長が詳しく書いているので、詳細は書かない。「最低映画館」を見てくれ。
しかし、これが実話とはにわかには信じられない。香港版なので日本語字幕は無いがストーリーは何となく判る。
爆笑したのは、刑事達がゲロ吐くシーンだ。
犯人の所に職務質問に行った時に犯人からもらった饅頭の具に、ミンチにした人肉が入っていたと分かったときに、食べなかったダニー・リー以外全員がゲロ(笑) あと、陰惨な内容なのに刑事達がミョーにコミカルなのに非常に違和感を覚える。コミカルなノリのまま、犯人を集団リンチする所なんかゾッとする。この作者は一体何を考えているのだろうか? 
まあ、香港中国返還前のヤケクソ感は十分に味わえる。俺みたいなヒネクレ者には大変な娯楽作品だが、一般受けはしないだろうなぁ。
仕様 ビスタサイズ・デジタルモノラル・マルチオーディオ。デジタルが広東語でアナログが北京語。中国語と英語の字幕が焼き付けてあるので、鑑賞にはチョッと邪魔。画質は香港のLDとしては平均的だと思う。香港でデジタルリマスターdts仕様のDVDが出ないかなぁ、買わないけど。