シックス・センス

買って読むべし!

ブレードランナーの未来世紀を買った。尊敬する町山の大将の著書です。日本の映画評論家は99%ゴミだそうですが、評論家としてちゃんと機能している残りのたった1%を受け持っているのが町山の大将です。
前作もそうですが、その映画が時代の流れの中でどんな位置にあるのか、関連のある作品同士が社会とどう関わっているのか、などを俺の様な馬鹿でも判る様に簡潔な文章で判りやすく説いている。下手な小説を読むよりズーと面白い。
映画の書籍は売れないそうだけど、他のお堅い評論家の書いた本は、フルチの映画並みに難解だから売れるハズ無いよ。
所で「シックス・センス」のDVDを350円で入手。ホント何処の中古屋でも必ず置いてある。
「演出が重いので矢追純一モドキのバカ映画だと中々気が付かない」とは前出の町山の大将の名言です。確かに、登場人物の心の葛藤が解れて信頼を取り戻す過程を描いた文芸映画に見えます。映画内で少しずつネタを割っているけど、俺の頭ではそこに中々気が付かなくて、ラストを見た瞬間「ヤラレタ!」と思いました。
監督のシャマランは「ムー」の読者なんですね、きっと。