スペース・インベーダー

邦版はジャケ裏にこのデザインを使用

ボックスセットでしか買えないこの映画のDVDが、中古単品で千円。輸入盤はもう廃盤らしいので即救出。
久しぶりに鑑賞したが、メインタイトルのミニタリー・マーチがジェリー・ゴールドスミスのスコアに聴こえて仕方が無い。作曲はクリストファー・ヤングだが、J・Gの「風とライオン」のスコアを聴いて映画音楽家を志したと言うから別に不思議は無い。と言えばそうなんだけど、エンドタイトルもまたJ・Gのクリソツ振りであるのをを踏まえると、以前も書いたが、トビー・フーパーの「ポルターガイスト」への恨み節で監督した(と俺は思っている)この映画に、ヤングも無意識に感応してしまったのだろう、と思えてならない。
サントラCDは一応発売されたが、フパーに没喰らったオール・シンセの無機的なスコアが収録されているので注意。ジャケットにはスペース・インベーダーのロゴを使っているが、こりゃ詐欺だよ。
本編のオケ・スコアを聴きたい人は、2枚組で発売されたヤングの作品集を入手するしかない。ただし廃盤だけど。

で、このキングレコード発売の邦版は、ジャケットにLDでも使われた日本オリジナルのイラストを流用しており興ざめなンです。↑この画をDVDジャケサイズに拡大しプリントアウトし、プラケースにはめ込んで輸入盤気分を味わってる(笑)