半端なのがイタ過ぎる

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あれ、この映画以前書いたか? まあいいや。
半端な映画は駄作より始末が悪い、と言う良い見本だね。メル・ギブが最後まで薄汚い小悪党だったら、リー・マービン主演のオリジナルに匹敵する傑作として歴史に残ったと思うが、何で後半ラブストーリーになるかね? 時代逆行とも思えるタバコの吸い過ぎ&盗み(笑)にメル・ギブの男気を感じた俺が馬鹿だった。
映画は終わりに向かって面白くなれば良い、とは故岡本喜八監督の言葉だが、どうしてもラブストーリーを入れたかったら映画の前半にしてくれれば良かったのに(苦) そうすれば、客がいいかげんダレそうになる寸前で突然硬派な展開になる。だったら良かったのになぁ。
仕様
100円で買ったLD(笑) ビクターのLD。VHDで負けた恨みがあるせいか、シネスコ収録なのに字幕が2列になると1列画面に被さる字幕仕様。ドル・デジは銃撃戦に迫力有り。
クリス・ボードマンのスコアは傑作、メインタイトルが「サブウェイ・パニック」ソックリだけど。サントラにはスコアが4曲しかないけど買うべし!


「たのみこむにて春来る鬼DVD化希望署名絶賛受付中!」だってば!!