ビデオディスク入門心得帖

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と言うオーム社発行の入門書がある。念のために書いておくがオウム真理教のオウム出版とは全く関係無い。
入門書ですがある程度電気工学の知識がないと内容を理解出来ないかなり不親切な本であるが、この本以外にレーザーディスクVHDの事を解説してある書籍は見た事無い。この本しかないと断言してもいいだろう。
さて、何故この本が俺の手元にあるのかと言うと、高校時代の弟が、学校の図書館から盗んだ借りたまま返すのを忘れたからです。
読めば判るのだが、日本発のフォーマットであるVHDにややシフトした内容で、その後のVHDの変遷を知る者は苦笑いだろう。


先日書いた通り、商品化されたディスク方式は LD・VHD・CEDの3方式しかない(と思うが、間違っていたら何方か御指摘をお願い) CED方式は国内では採用されず、アメリカ向けのプレーヤーの製造を家電メーカーの幾つかが行った位。
CEDが採用されなかったのは、VHDが日本で生まれた規格なので、政治的な配慮が働いたかもしれない。この本を読むとVHDとCEDはかなり似通った記録方式で、CED方式の方が性能的に優れている様に思えるンだけどなぁ。