ポルターガイスト

初期の輸入DVD

誰が何と言おうとトビー・フパーの映画なのだ。
今日は「ポルターガイスト」のLDの歴史について勉強しよう。一番最初に出たLDは輸入版とほぼ同じジャケットで三角帯が付いた物。パイオニア発売。TVサイズ・ステレオ・(表記は無いが)ドルビーサラウンド・CX。LDとしてもかなり初期のディスクだ。数年後に発売権がポニー・キャニオン(ヘラルド・ポニー)に移り、MGM/UAコレクターズ・アイテム・シリーズ・2枚組・CAV・シネスコ(シネマスコープ・ノートリミング版と書かれている)・デジタルステレオ・ドルビーサラウンド・CX。このシリーズの「2001」は不良続出で評判が悪かったが、「ポル〜」に関してはそう言う話を聞いたことは無い。このシリーズには「ブレインストーム」もあるが、正直言って画質が悪い。LD末期にワーナーから出たLDの方が良いかも。さて世は高画質の時代である。と言う訳で「ノートリミング・デジタル・エデッション」と言うシリーズから「ポル〜」のニューマスター版が発売された。残念ながらCLVだけど、光山昌男氏による詳細な解説があり、この映画のトラブルが書いてある。俺はこの解説読むまでこの裏話を知らなかった。このシリーズには他に「ベン・ハー」「ドクトル・ジバゴ」「2001年」等がある。やがて日本でのMGMの発売権がワーナーに移る。パイオニアのワイドサイズでの発売希望する映画のアンケートで「ポル〜」はトップ10に入る人気で、めでたくワイド版が再発となった。確認してないが、恐らくマスターはポニーキャニオンのノートリミング・デジタル・エデッション版と同じはず。日本でのLDはこれが最後だが、輸入版ではドルビーデジタル仕様のLDが有ったはずだが、資料が無く良く解らない。続編の「〜2」のドル・デジ版が発売されたのは確かなんだが。
俺の所有の輸入版は3枚組5面、全編CAV標準ディスクのコレクター仕様。当然ボックスセット。このLDにはメイキングが収録されていて今現在このLDでしか観る事が出来ない。メイキングを観るとスピルバーグばかり映っていてフパーは数秒しか映らない(笑) これじゃ「どっちが監督だ!?」て話になるよな。