ブレアウィッチ２

うひゃ！何だこれは！　
「死霊のはらわた」と全く同じ話じゃないか！　
「呪われた森に入った集団が『何か』の封印を切ってしまい次々と邪悪なモノに取り付かれる」でしょ。監督はドキュメンタリー出身で、マスコミ批判を織り込んだ作品を作ったつもりの様だけど、既にサム・ライミが純粋に商売の観点から「死霊のはらわた」を作って成功している。意図しないのに二番煎じになった映画は不幸と言うしかないね(笑)
スコアのカーター・バーウェルも、非オケで環境音を織り込んだ凝ったスコアを書いたが、やっぱりイマイチ。正攻法でオーケストラで行くべきだよな、やっぱり。

でも「万が一事実と違う事がビデオに記録されたらどうする？」と言う監督の主張は本当にオッカナイと思う。絶対有り得ないと断言出来ないからな。とにかく危ない所には近づかないのが一番(笑)

仕様
日本ビクター発売。輸入版は「アルチザン」と言うメーカーから発売されているが、確かパイオニアが出資した会社だと思ったが…　確かに一作目はパイオニアからデラックス版がＤＶＤ＆ＬＤで出た。
添付したジャケットは当然アルチザンの物だが、ジャケットを良く見るとＤＶＤ＋ＣＤと書いてある。しかしディスクは１枚しか入ってない。多分、片面ＣＤ、もう片面ＤＶＤの仕様だと思われる。おそらくカーター・バーウェルのスコアだろう(未確認)
で、ビクターのこのＤＶＤはアルチザンの特典をほぼ全部移植してあるが、あまりに早くブームが過ぎたので、「何だコリャ」てな特典ばかり。後から作られたであろう「魔女」関連の伝説の偽ドキュメンタリーなんて観る気がしない(笑)
でも、この映画観て良かったと思うのがサントラを買わずに済んだ事だ。上に書いた様に非オーケストラスコアなので、買ってたら多分叩き割ってただろう(笑)