イヨッ大統領！

エアホース・ワン
「大統領・ハード」の陰口もありましたね。監督がウォルフガング・ぺーターゼンだと思うと泣きたくなりますが、結構観ますよ。昨日100円でＬＤ購入。
何時も思うのだが、多分もう誰かが指摘している筈だと思うけど、ゲイリー・オールドマン扮するテロリストが飛行中の機内で素早く行動を起こすが、敵味方共々銃を撃ちまくりである。これって話を進める上で根本的に成り立たない状況設定じゃないか？　当たり前に考えたら飛行中の機内では銃撃戦は不可能だ。だってサ、たった一発でも銃弾が内壁やガラスを突き破ったら、ヘタすりゃ機体は直ぐオシャカである。撮影中に誰も「この状況設定は不可能ですヨ」と言わなかったンだろうか？
それ以前に機内に銃火器を持ち込めるのか？と言う疑問もあるが。

特撮はリチャード・エドランドだけど、カットの出来不出来が極端で、ラスト海に墜落する機体のＣＧは滅茶苦茶チャチ。昔の「エアポート７７」の墜落シーンの方が遥かにリアルに感じる今日この頃です。

ウイリアム・メイシーも空軍中佐役で結構目立っている。珍しく最後まで生きているので「たまにはこう言う展開もありだな」と思っていたら、いきなり撃たれて死ぬ！(笑)　それもいきなり裏切り者が判ると言うご都合もいい所で、メイシーの法則はいまだ破られず(笑)