帰ってきたET

低予算でもこれ位面白くなきゃね

世の中には何でLDで発売されたのか全く理由の判らない映画が結構あって、この「帰ってきたET」はその代表格だな。原題は「宇宙からきた兄弟」、松竹富士の映画だが、「E.T」の大ヒットに焦って、詐欺師も多い海外のバイヤーに騙されろくに内容を確かめもせず買ったんだろう(笑)
これ、何度も挑戦してるんだけどいつもリタイア依って話全体を未だつかんでいない。低予算であるのは直ぐ判る。あとは特撮が恐ろしくチャチな事、舞台をアメリカと言い張っているけど、どう見てもヨーロッパの都市にしか見えない事と、名優のマーチン・バルサが出てる事ぐらい。
マーチン・バルサムは「サイコ」や「五月の七日間」と言った傑作に出ている名優だが、金に困ると「デス・ウィシュ」とかのブロンソンの映画に平気で出るから困ったもんである。
仕様
何か、書くのも空しいが。TVサイズ・モノラル。ジャケットのイラストに騙されやすい。




「死ぬまでに合いたい、一目だけでいいから会いたい。千代吉はただただそれだけを書き綴り」(by丹波哲郎)