パンツの穴

大変勉強になります

学研の「ボム」。読みましたよ中学生の頃。当時の俺には「エロ本」でした。単行本化した名物コーナーの「パンツの穴」を古本で買って、飽きもせず何度も読んでました。ある時この本が映画になると言うのを聞き、読者のエピソードがバラバラに書いてある原作を、どう一本の映画にまとめるのか当時非常に気になったものです。
それから20年近く経ったこの歳になって鈴木則文監督の代表作?を初めて鑑賞。これは鈴木監督の正統派な映画ではないかと思った。原作があるとは言え、映画冒頭からいきなりウンコである。しかも御丁寧にも下痢便のあのやかましい音を堂々と劇場に流し、当時オヤジ世代の人は「トラック野郎だねぇ」と感じたに違いない。トラック野郎と言えば「ウンコ(下痢)」だもんね。便所から始まるロマンス。香しいねぇ。
ウンコ合戦は今見ても笑えるが、それを止めさせるのがUFOに乗って来た金八先生と言うアイディアは御釈迦様でも思い付くまい。UFOから降り注ぐ金八の小便で彼らは体を洗い、身も心も浄化されるのであった(笑) いや、浄化されないと思うけどな、金八の小便じゃ

俺はテープを180円で「幸運」にも入手できたけど、中古市場では幾ら位値がつくんだろうか? とにかく内容的にDVDは難しいと諦めていたらDVD出てるじゃん。
最大の障害は菊地桃子のアイコラ」(それも微妙に下手)で、主人公の友達がズリネタに作ったものですが、こりゃ桃子の事務所が許さないだろうとばかり思っていたのだが。しかし、アイドル映画としては異例なほど下品(笑)なので今こそ再評価すべきだと思うぞ。


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