スタートレック ザ・モーション・ピクチャー

ありがた迷惑なDVD

スターウォーズの大ヒットを見て慌てたパラマウントが、巨匠ロバート・ワイズを監督に迎えて製作したはイイが、最初の特技監督がトンズラこいたり、公開日を決めてしまったので時間無いわのスタッフフル稼働。何とか完成させたが、編集がマズかったり、特撮の荒がモロ見えたりと監督自身の評価は散々。そんな業界内部の事とは別にこの映画は傑作だと思っていました。「いました」なのは、最近ワイズ監督のアンドロメダ…」をやっと鑑賞したのですが… エッ!? 一作目と同じ話じゃん! 余りに時間が無さ過ぎて脚本に時間を割けず、以前のネタを頂戴したのか?(笑) で、このディレクターズ版DVDである。時間が無かったのが余程悔しかったのか、特撮シーンのリテイクをパラマウントが許可。「スターウォーズ特別版」のマネですな、確かに特撮の精度が上がり、良く判らなかった「ビジャー」の外見をちゃんと見せたり、大盤振る舞いですが、大変な過ちをワイズ監督しでかした。
冒頭のクリンゴン艦隊がビジャーに次々とやられて行くシークエンスのJ・ゴールドスミスのスコア(サントラで言えば「クリンゴン・バトル」)を一部カット!! ギャーッ!許せん!  お陰でワイド版LDを処分出来なくなった。いや、処分する気は無いんですが(笑)
下らないボヤキは置いといて、この「特別版」とやらは止めて欲しいね。後から幾らでも言い訳出きるものな。所で、DVDのジャケットにワイズ監督の写真が乗っかってる。顔だけだが痩せている雰囲気です。さて、メイキング映像にワイズ監督も出演してるが、 あれ?… あんた… ディバインですか 



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