エル・トポ

ジャンゴ


何か、黒澤監督が宗教劇を撮るとこうなるそうです。ジャケットにそう書いてある(笑)
「エレファントマン」なんて眼じゃないね、ドッチかッつーとアニメーションの「ガンダーラ」に近い。所でガンダーラ国内版DVDはゴミです。ジャケットに言い訳がましく書いているがドルビー音源を使ってないのだ。状態が悪い?じゃあ何で新たにプリント取り寄せなかったの?と当たり前な疑問が湧く。以前のコロムビア発売のビデオでの鑑賞をお奨めしますよ。モノラルでは価値が半減、あの音響効果を味わえないのは絶対オカシイ。
ええと、エル・トポだったね。アレハンドロ・ホドロフスキーの名前からして既にキ印の気配が濃厚で、妄想を具体的映像に焼き付けたい言う作者の欲望、ぶっちゃけた話既知外の戯言(確かに凄いモン観た充実感は有りますけど)に耐えられない人は脳内をグルグル巻にされます。
真正キ印の方々が他人に見せる事無く、自分の為に黙々と創り上げる美術品と言うのをアウトサイダー・アートと言うらしいが(ゴッホの絵もキ印の絵も質的な差は無いって事ですか?一つやってみますか基地外を) ホドロフスキーもその手の人なんですね。凄いよな、観客を全く想定せずそれでいて普遍的な何かを感じさせるなんて普通出来ないよ。
仕様
にっかつビデオ発売。二枚組三面・カラー・スタンダード・モノラル・CX・三面のみCAV仕様。