USゴジラ

ボックスセットの粗大ゴミ(笑)


チェルノブイリじゃ人喰いミミズがいるんですね。だって、ほら、放射能の調査しにきたマシューが地面に電極を刺して電機流すと、地面からモコモコミミズが湧いてきたじゃありませんか。あの後「スクワーム」の惨劇があったんだね。
摩天楼をゴジラがチョコマカと走り抜け、戦闘ヘリから逃げる一連のシークエンスを見てると、どうしても「殺しのドレス」の美術館のシーンを思い出すのだが、俺だけ?
まあ、故本多監督には見せられませんね、一作目のゴジラのUS再編集版ですら許していた本多監督も、これにはトサカに来るでしょう。あの温和な本多監督が額に青筋立てて怒りに体を震わすのが俺にはハッキリ見える(笑)
仕様
USゴジラのLDはほとんど見かける事が無い。販売店も店頭在庫として注文しなかった様で、DVDはどんな中古屋に行っても必ず在庫していあるのと対照的だな。LDは2バージョン発売、先に出したのが全篇CAV標準ディスクのボックスセットだ。東宝は平成ゴジラシリーズをLD末期まで全てコレクター仕様で発売したが、何かと馬鹿にされる平成版をCAVの高画質で鑑賞しても正直空しくそこまでやる必要を感じない(笑)資源の無駄だよ。 
で、頼まれもしないのに全編CAVにしたUSゴジラも高画質が売りなんだが、実際見ると最初からスモークが薄っすら掛かった様な画質で、御世辞にも画質が良いなんて言えない。それに、画面に入る場所とか説明字幕の日本語訳を映像に被せているのが許せない(笑) 
帯にあるコピー「姿は見た。恐怖は見たか」… 何も見なかった事にしたい。
後になってCLV版も発売された。