ナイトメア・ビフォア・クリスマス

リサにそっくりだよな、特に胸が

監督はヘンリーセレックだけど、何処見てもティム・ バートンの映画
中身は何時ものディム節だから書くまでもないですが、現実社会で成功しているオタクの夢が映画となり、しかも大金を生み出している事を思うと酷く落ち込んでしまいます。前も書いたがオタクの勝ち組みと負け組みの差は月とスッポン以上にあり、その距離は地球とイスカンダルより遠いンだよね。30過ぎてマトモな仕事も無い自分には、バートンの映画は何時見てもまぶしく感じるし、「向こう側」には絶対行く事が出来ないと嫌でも自覚してしまう。これって逆恨みだな。そう思いつつも「エド・ウッド」は世界一に近い映画だと思っていますが。
バートンの映画には必ず主人公を見守る女神がいますよね、脇目も振らず何かに夢中になっている彼らに無条件で愛情を注ぐ女性、てのは現実には想像しにくいってより存在するはず無い! バートンが以前付き合っていたリサ・マリーは巨乳だしそれこそ「歯軋りする」程悔しかったものです。いや、巨乳だけじゃない。Z級映画にバートンがウンチク垂れながらも、隣で文句も言わず女が黙って聞いている状況がひたすら羨ましい(笑) 神様はどうしてこんなにもイジワルで不公平なンでしょう? 以前付き合っていた女性の「オタク化計画」に失敗したし(この失敗には立ち直れない位ダメージを受けた)もう本田透先生電波男で生きぬくより方法は無いのか。 しかしなぁ、俺みたいな「消費するだけのオタク」はどうすりゃいい。
監督のヘンリー・セレックと作曲のダニー・エルフマンが大モメにモメて収集付かなくなったのは、完成した映画からは少しも感じないけど、「二度と一緒に仕事をしない」とヘンリーは怒鳴ったそうだ。でも実写監督作「モンキー・ボーン」の劇中スコアがエルフマンそっくりなので何とも皮肉(書いたのは「フル・モンティー」などで知られるアン・ダドリー)
仕様
所有のLDはdtsLD。音が良くて安心したよ、dtsでも出来の悪いLDが実は結構有るからね。 あちこち音が飛び回る、サラウンド感をひけらかす様なデザインではないが、輪郭のかっちりした音に感心します。DVDではdtsサラウンドの物は未発売なので、持っている人は処分しないようにお願いします。