デッド・ヒート

ジャッキーのカーキチぶりが良く解る映画だが、悲しい事に全然面白くない。ゴードン・チャンとサモ・ハンが監督したジャッキー映画はツマランと言うのがジャッキーマニアの一致した見解？だそうで、全くその通りだと思う。
００７のミッシェル・ヨーが出たヤツ。手錠で繋がれたボンドとヨーが二人一緒にバイクに跨り逃走するシーンがあるけど、悪役どもが黒塗りの大型４駆で追いかけてきて、まるでジャッキー映画だと笑ったものです。カーアクションはジャッキーに必要だけど、一対一じゃなく、ジャッキーが圧倒的不利でマンガチックな状況の方が面白いはず。ゴードン監督はどちらかと言えばリアル指向(その割には日本の描写が「死亡の塔」みたいだが)だろう、でもリアルなジャッキー映画は観たくないなぁ。
ジャッキーのスポンサーである落ち目の三菱自動車の全面協力が生きてない(笑)　三菱もガックリだろう。加山雄三もジャッキー映画で世界進出、と思ったら現場監督みたいな脇役だモンな。あ〜、若大将もクンフー出来たら〜　…痛恨の極み(笑)　若い時姿三四郎演っているのに、加山は。　柔道vsクンフーやれ！(笑)仕様
東和ビデオ。パイオニア販売。シネスコ・デジタルステレオ・ドルビーサラウンド。香港映画の歴史でも初期のドル・サラ仕様の映画だろうか。画質も音質もイマイチ。私のアンプではサラウンドに台詞のエコーが多量に漏れる。ヨーロッパではコロムビアに権利があるそうで、ソニー発売のPALDVDに高品位の物があるそうだ。