「愛と死をみつめて」+「大霊界」

地球滅亡を説く丹波先生

=愛・旅立ち
この映画は諸般の理由によりDVDになる可能性は無い。
主役の二人、当時のビッグカップルマッチ&アキナがもし結婚して今も継続中であればDVD発売の可能性が有ったが、現実は皆さん知っての通り。マッチが半裸で絶叫する「殺すのならオレを殺せ!」の迷演技、天に向けての魂の叫びは無かった事になっている。「映画秘宝底抜け超大作」に詳しいレビューがあるので、あの文以上に面白オカシクは私には書けません。まあ、難病モノのアイドル映画に「臨死体験」をブチ込んだ先駆けとして貴重でしょう。
丹波先生は金を積めば頼まれれば何でも出る人なのでアイドル映画で彼を見つけても不思議ではないが、どう言う経緯で丹波先生の十八番「大霊界が入り込んでしまったのかは永遠のナゾ(って別に知りたくも無いが)
舛田監督以外、スタッフを見ると川北特技監督や編集の黒岩義民氏など東宝の人間ばかりで「東宝映画」にしか見えない(実際の著作権当たった映画が無い山本又一郎のフィルムリンク) 東宝が大金掛けたアイドル映画と言い切って差し支えない。所が不思議な事にビデオ&LDは東映から発売されたンですよ。
仕様
裸のマッチとアキナが抱きあう素晴らしいジャケットをお見せしたいのだが、当方にデジカメもスキャナーも無いので残念(笑) (何故か)東映ビデオ発売。ダブルジャケットで見開きに部分に解説。2枚組3面。CXステレオ。表記は無いがドルビーサラウンド。ビスタサイズ。1万3千円近い値段なので買った人がどれほどいたのか検討もつかない。恥ずかしい過去はDVDにならなと言う事を肝に命じ、見つけたら即購入すべし。そして自慢するのだ(誰に?)