スターシップ・トゥルーパーズ

永遠の名画

竹熊健太郎相原コージ両巨匠がその名著「サルでも描ける漫画教室」において、「ジャングル大帝」を引き合いに、全世界の知性に挑戦する大命題を提出された。それは「ジャングル大帝の連中は一体何を食べているのか?」である。そう、真心の鬼、バーホーベン尊師の全人類へのプレゼント「スターシップ・トゥルーパーズ」においても、この命題が当てはまるのである。だってあの星砂漠だらけで生き物は昆虫だけじゃないですか、植物すらないし、しかも昆虫軍団は種を超えて人類滅亡に共闘してる。共食いはしていない様だしなぁ、不思議でショーがない… ホント尊師ってばそんな事説明しようなどとコレッポッチも考えていないから始末が悪い(のか?)
仕様
このLDは中古価格500円で購入。コアなファンにとっては非常に腹立たしい商品である。この作品はソニーとディズニーの共同制作であるが(でも内容考えるとディズニーが関わっているのは皮肉もいいトコ) アメリカではソニーが商品化しLD、DVDが特典盛り沢山で出た。しかし日本での権利先ディズニーはその特典一切無視!心あるファンから大顰蹙を買った。LDはともかく、日本版DVDはノンスクイーズのビスタ収録、それと確認してないンですが片面2層の切り替わりのタイミングが悪く音楽が鳴っている最中だと言うのだ!なんと言うデリカシーの無さ(笑)
アメリカではその間に2枚組のコレクターズ仕様(コレにはベイジルの男気溢れる名スコアを独立して聴く事が出来る!)や、クオリティーにこだわった「スーパービット」バージョンも発売される始末である。2年位前か、やっとコレクターズ仕様のDVDが日本でも出たが、これはインチキ商品である。中身はアメリカで最初に出た内容を移植しただけで、アメリカで後から発売された2枚組版の移植を期待したファンはマンマと騙されてしまった(笑)
「〜2」がソニーから発売された時、一作目とのカップリングDVDが出ましたが、中身はインチキ版であるから「買ってはいけない」のだ。この先ソニーが日本での権利も取得すれば、アメリカと同様の商品が出る可能性はあるが、まあ、潔く輸入版購入した方が良いと思うね。

イオニア発売、2枚組3面。ドルビーデジタル。正直に申し上げて初期の輸入DVDより画も音も良いと思う。初期のバージョンは両面1層で、本編はA面のみ、しかも監督のコメントやフランス吹き替えもあり、本編音声もドル・デジとドル・サラの2つもあるので、情報圧縮にチョッと無理があるみたいだ。

添付した画像は「真」のコレクターズ版である。