死ぬほどツマランです

生活保護へまっしぐら状態になって来てます(笑)こんな状態でもLDへの情熱が失われないので、自分でも感心するやら呆れるやら。
所で大収穫だったので久々に書き込んでみよう。あと、いつ書き込めるか判りません(笑)全て200円〜350円で購入。

ハリーハウゼンの「アルゴ探検隊の大冒険」と「原始怪獣あらわる」の二枚。どっちも10年ぶり位で観た。やっぱりカクカク動くのは良いねぇ。「アルゴ〜」はクライテリオンからも発売されていたと思ったがどうだったかなぁ〜 
「原子〜」はハリーハウゼンの監督デビュー作としての価値しかないと思う。話の展開が一作目のゴジラに影響を与えている気がするけど、ハリーハウゼンの特撮以外に見所は無いと断言。
仕様
「アルゴ〜」パイオニア発売・TVサイズ・モノラル。割と古いLDなのだが結構画質は良い。音質はオプチカルトラックらしい歪んだ音でハーマン先生のスコアの魅力も半減である。磁気素材が残っていなかったのか。
「原始〜」ワーナーホームビデオ発売・TVサイズ・デジタルモノラル・CX。綺麗な白黒画像。

「宇宙水爆戦」は初めての鑑賞である。同時期の東宝の「地球防衛軍」と比較しても内容的に劣っているのは明らか。「地球防衛軍」も「嫁よこせ!」とよく考えれば失礼な話だが、こちらもずいぶん失礼な話。結局は「メタルーナ・ミュータント」だけがこの作品の「売り」なンだと納得。
仕様
イオニア発売・TVサイズ・デジタルモノラル・CX・B面CAV。ニューマスターなので画質はかなり良い。

「アラモ」はジョン・ウェインが大金はたいて創った3時間をこえる70mmの大作西部劇。3枚組で1万円近いこのLDボックスがたったの350円なので、まぁ、暇つぶしには良いかと思い購入。聴いた話ではあまり良い評判ではないが、そう言えば最近ディズニーがリメイクしたのも大変評判が悪いとか。アラモは一種の鬼門なのだろうか? TVムービーでも作られたがそっちは知らないです。
仕様
ワーナーホームビデオ発売・シネスコサイズ・デジタルステレオ・ドルビーサラウンド・CX・約70分のメイキング付。さすが70mmだけあって画質は鮮明。デミトリ・ティオムキンの雄大な西部劇スコアの響きも快調。

森一生の「新・忍びの者」と池広一夫の「忍びの者・続霧隠才蔵」の2枚。どちらも旧大映のエースである監督がメガホンを取ったが、やはり一作目には及ばない様だ。悪役の悪さ加減がイマイチで、雷蔵をグッと応援したくなる気にならないのがもどかしい。
仕様
大映発売・どちらも白黒・シネスコサイズ・デジタルモノラル・CX。綺麗な白黒画像である。音はかなり割れていて聞き辛い。

「バトルガンM16」要するに「デス・ウイッシュ4」である。2作目の「ロサンゼルス」と3作目の「スーパー・マグナム」を持っているので、一作目の「狼よさらば」が見つかればLDがそろうのだけど中々見つからないンだよね。DVDは発売されているけどね。
仕様
ヘラルド発売・TVサイズ・デジタルモノラル・CX。キャノンの映画らしく余り画質は良くない。音もせめてステレオであればと思うが残念である。

ロメロの「死霊のえじき」の三角帯付のLDを200円で購入出来たのは幸運であった。中古では殆ど見る事が無いLDなのでラッキー。ラストのゴアシーンを久しぶりに観たが、トム・サビーニの特殊メイクはすんばらしい。引きちぎられた頭の表情が動く所なんてどうやって仕掛けしたんだろう?
仕様
東北新社発売、東映ビデオ販売・TVサイズ・ゾンビングステレオ(笑)・CX・解説書入り。

Uボート」劇場公開版。何時もはディレクターズ・カット版しか観ていないので劇場版を観ると話の展開が早い。たまに見つけるのはCXステレオの旧LDばかりなので、このデジタルステレオ版を入手出来たのは全く幸運であった。しかし、上映用プリントからのテレシネらしく、画質が悪いのが玉に瑕。ナイトシーンで何が映っているのかサッパリ判らないので見辛いLDだ。アメリカで劇場版のLDが発売されていたと思うが見たこと無い。
仕様
ヘラルド発売・TV、マスキングビスタ混在サイズ・デジタルステレオ・CX・(表記は無いが)ドルビーサラウンド。画質は上に書いた様に悪い。米ソニー版のディレクター・カット版とはえらい違い。サラウンドはプロロジック再生だとリアチャンネルへの台詞の漏れが大きく不自然。

「大統領の堕ちた日」潰れてしまったアブコ・エンバシーのLDは貴重なので見つけたらジャンルを問わずに買うようにしているけど、これは全くのカスであった(笑) 我等がミフネが出演しているのでミフネ目当てに買った訳でもあるが、これがほんの数分で、はっきり言ってどうでもイイ様な役でガックリ(笑) タイトルから受ける政治サスペンスを期待すると見事に裏切られる。例え50円で売っていても買わない方が良い。ミフネ目当てではその限りではないけど。
仕様 
エンバシー・ホーム・エンターテイメント発売・トリミングTVサイズ・ステレオ表記だがモノラルに近い・CX。サラウンド再生をすると何故か効果がある。擬似ステレオなンだろうか?

「死線からの脱出」。これもアブコ・エンバシー。確かレニー・ハーリンの監督デビュー作だと思ったが、監獄つながりでアメリカで撮ったホラー「プリズン」への布石となる作品か? ラストは結構な火薬を使ってドッカンドッカンやっているので、特徴的な作風である爆破好きの片鱗を見ることが出来る
仕様
エンバシー・ホーム・エンターテイメント発売・TVサイズ・ステレオ・ドルビーサラウンド・CX。

ギラーミンの「キングコング2」 コメディアクション「ビック・ヒット」で主人公のボンクラぶりを表現する為に散々馬鹿にされているし、LD買うのはホント馬鹿だと自分でも思うが、こう言う産業廃棄物を収集するのも使命である。 悪役の将軍をコングが殴り殺すシーンは何時見ても笑える。ジョン・スコットの勇壮なスコアは何時聞いても感動モノだがいかんせん題材がねぇ(笑) 
仕様
ビームエンターテイメント発売・シネスコサイズ・デジタルステレオ・(表記は無いが)ドルビーサラウンド・CX。画質の良い輸入版が存在するのか判らないのだが、使用されたマスターの画質は良くない。色は濁り気味だし黒つぶれも多い。

「デモンズ95」ミケーレ・ソアビ監督作。実際は、デモンズとは何の関係も無いはずだが、販売戦略の都合上日本では続編あつかいになったらしい。えー、全然デモンズじゃないじゃん。確かにゾンビは出てくるけど、劇中では「リターナー」と呼ばれゾンビの一言も無い(笑) 連中は蘇ると人肉を欲するけど主人公に簡単に殺されるし、おまけに主人公が噛みつかれても死なないのでゾンビにならない。ロメロの公式を無視して全然怖くない。墓地管理人の風変わりな日記みたいですな。
仕様
日本コロムビア発売・マスキングビスタサイズ・デジタルステレオ・CX。これも多分日本でテレシネしたモノであろう。

ロバート・ワイズの「深く静かに潜行せよ」。「眼下の敵」に比べるとやや劣る気もするが、さすがはワイズ監督。艦内で熱いやり取りがあるのだが、何か静かな印象がある(他の監督作でも言えることだが) 「アンドロメダ」と抱き合わせで後の「スタートレック」を監督する時の参考になったのではないだろうか? 
仕様
ワーナーホームビデオ発売・TVサイズ・デジタルモノラル・CX。

「ケニー」日本でいえば「典子は今」に相当する映画。なんたってケニー君本人が出演しているから文句がつけられない。それよりも驚いたのは金を出しているのは日本企業なンだよ、キネマ東京にバンダイ(!) それに騙しの天才東宝東和がタッグを組んだ一種のキワモノ(と言って良いのか?) これが文部省特選になるのなら「ミラクルカンフー阿修羅」もなって然るべきだと思うが?
仕様
バンダイホームビデオ発売・マスキングビスタ・二カ国語。画質はこんなもんでしょう。ステレオ再生すると左右のズレでサラウンド感が味わえる。だからどうしたと言われればそれまでだが。

「黒いチューリップ」アラン・ドロン主演の映画なんて一生観ないと思っていたが、フランスの珍しい70ミリ大作なので、まぁ話の種になるかと購入するもこれが大ハズレのコンチクショウ。とにかく面白くない。一種のコスチューム・プレイなのだが、ローマの軍服が見えないと70ミリ大作を観ている感じがしないのでダメだ。
仕様
日本コロムビア発売・シネスコ・モノラル。70ミリと言えば「超ステレオ音響」と相場が決まっているが明らかにオプチカルの歪んだ音。200円で買ったから我慢出来るが、定価で買っていたら泣くに泣けないシロモノ。

ヘルレイザー」これのみDVD。アンカーベイのDVDで天下のTHX仕様だが思った程の画質ではなかったので残念。ピンヘッドを演じた役者はこれで一生食ってゆけるから羨ましいの一言(笑)