サンダウン

西部劇と吸血鬼モノの合体なんて、そう珍しくもないかもしれないが、これが結構面白い。
ブルース・キャンベルが主役みたいな扱いになっているけど大間違いで、ヘルシング教授の孫と言う設定なのにまるで役立たず。しまいにゃ吸血鬼にされてしまうンだから笑うしかない。
噛まれて気絶し、気がついた時の演技がまた「死霊のはらわた」の壮絶な一人芝居まんまで喜ばしてくれるが、ファン・サービスだとしたら、キャンベルって案外頭良いのかも(笑) 
所で、キャンベルって
テッド・バンディ
に似てませんかね。バンディの伝記映画創るンだったら、是非キャンベルに主役をお願いしたいものですねぇ。 

西部劇のスコアにはあまりピンと来ないが、この映画の活劇スコアはグッとくる物がある。リチャード・ストーンと言う、後にも先にも聞いた事の無い人が作曲しているが、スケールのデカイ音楽で、片田舎の西部劇ゴッコを盛り上げる。J・ゴールドスミスもよく使う交響楽団(グランケ・シンフォニー?)なので演奏も良いし、こりゃサントラ欲しくなるよなぁ。