五月の七日間

国内版を望む!

押入れをヒックリ返したら、だいぶ前に録画したテープがでてきた。ジョン・フランケンハイマーの傑作。スコアはもちろんジェリー・ゴールドスミス。オーケストラを使わず、ドラムと打楽器だけの超スリムなスコアだ。非オケ・スコアは遠慮したいが、だが、しかし有無を言わせぬパワーがある。時間にしてたいした量ではないので単体でのサントラは難しいか。
サスペンスの盛り上がりは「日本の一番長い日」(製作年はこっちが後)に似ている。まあ、状況が似たりよったり(クーデター計画が核)だから話が似てしまうのかもしれない。
何回も映るTVモニター画面のちらつきが全く無い。何か、フィルムの駒数とVTRの駒数を合わせ、チラツキを一掃する装置があるそうだ。しかしこんな所を感心してもしょーもないな。