ブルース・ブラザース

この構図が正解だよな

にあると思い込んでいたカーアクションシーンが、実は「ジャンクマン」の場面だった事が判明。路肩の木に突っ込んだ車が「く」の字形に折れ曲がるクラッシュシーンがあるが、先だって買った「ジャンクマン」のLDを見て初めて自分の勘違いに気がついたのだ(笑)
所で「ブルース・ブラザース」のカーアクションシーンは、H・B・ハリキの「バニシング・イン・60」から多大な影響を受けていると思うのだがどうだろうか? 「ブル・ブラ」前半のショッピング・モール内でのぶっ壊しカーアクションなんか、かなり影響を受けていると思うンだけどね。
「ジャンクマン」見ながら改めて思ったのは、ハリキって、車に対してそれ程愛情をもってないンじゃないか、と言う事。前作の「〜60」ではボロボロになりながらも走り続けるムスタングに、「男気」の様な感情を観客に植え付けたけど、コレって多分偶然そうなったんだと思う(笑)
税務署に到着してブルース・モービル(て言ったよね?)から降りたとたんに、車はクラッシュする。ギャグとも見えるが、悲しげに暫く見つめるエイクロイドの表情は、車に対する愛情を表現したものだろうと思う。
旧輸入版LD(シグネイチャ・コレクションでない古い方)のジャケットを見ると右手前にブルース・ブラザースが写っていて、左奥の方にブルース・モービルが写っている。これの日本移植版LDは二人がトリミングされアップに写っており車は消されている。輸入版の方は、車もブルース・ブラザーズの一員である事を暗示していて、映画の内容からもやはりこのジャケットが正解だと思うね。
仕様
MCA・TVサイズ・デジタルステレオ・CX・3面のみCAV。サラウンドは付いてない。ブルース・ブラザースは字幕つきで鑑賞した事が無い。英語が判らなくても、歌詞が判らなくても心に迫る真の名画だから良いのだ。