北斗の拳

ハリウッドで映画化、と有るが嘘っぱち。「ひでぶ！」の特殊メイクが全く無いので買った事を後悔します(笑)　リック・ベイカー辺りを雇わなきゃヤッパダメだよ。一応資金出した東映もこんな中途半端な映画にされるンだったら、やらなきゃ良かったと後悔しているだろうね。
じゃあ褒める所は無いのかと言えば、あるんですよね。スコアが健闘しているンですよ。クリストファー・ストーンと言う作曲家が手がけましたが、ベイジル・ポールドリスを思わせる重厚なスコアを提供してくれました。ただ、予算があまり無かったのか、ブラス部分はシンセかシンクラビアで代用しています。「天と地と」の小室もこの手で行けば糞味噌に言われなかったかもしれないね(笑)　サントラのイントラダからCDが出ているので興味が有れば探してみよう。ただ、低予算ホラーとのカップリングで、ジャケットはそのホラー映画になっているので注意が必要。「ＴＩＣＫＳ」とか言う巨大ダニが暴れる映画、らしい。
仕様
以前も書いたが、オリジナル音声がアナログトラックで、しかもＣＸノイズリダクションが付いてない。特典の吹き替え音声が音質の良いデジタルトラックなのはやはり納得の行かない仕様である。画質も全編薄暗く、核戦争後の世界観の為か、綺麗な色はほとんど無く白黒の映画みたい。ＤＶＤ化されれたが画質が気になる。