エアホースワン

この映画と同じシーンがありましたね

以前のネタですいませんね。バカ映画と判っていながらツイツイ観てしまうんだよね。
内容が笑っちゃうのは仕方が無いとして、だって脚本は監督が書いたンじゃないから。それよりもチグハグな印象がぬぐい切れないのは、これは完全に監督の責任に違いない。


この映画の一番知られたトラブルは、スコアが差し替えになった事で、公開ギリギリで前任者がクビになりJ・Gに交代。3週間しか時間がない中であんな傑作アクションスコアを書くンだからホント天才だよね。
あと、これはオレの想像だけの話だが、ペーターゼンと特撮のリチャード・エドランドは喧嘩したんゃないかな? だってさ、空中給油機の爆破シーンが気合の入った見事な特撮なのに、ラストの海上への墜落シーンの桁外れのチープさ、余りチャチなんで感動も半分(笑)


新作の「トロイ」でも作曲に1年以上関わったガブリエル・ヤレドをクビにし、交代したジェームズ・ホナーは2週間もない時間で仕上げたそうだ。ホナーはJ・Gみたく天才じゃないから、前任者のネタを頂戴し、あとは何時ものマンネリホナー節(笑)


ペーターゼンは何時もスコア担当者と揉めるとオレは見てるが、考えてみれば他のスタッフにも言える事じゃないかな? 「ペーターゼンの野郎!」と思ってるハリウッドの人間は結構居ると俺は見た。