プロジェクトイーグル

ジャッキー版「インディ」ですな。映画のバランスを考えると、つまり「アクション」「ユーモア」「スケール感」が何ともイイ具合で、「金が掛かりすぎた」と言う反省があるにしても、現時点でのジャッキー映画の最高作に位置付けて良いのじゃないか? と言ったものの、やはり米版LDの内容がオリジナルとまるで別物なのでびっくりしただけの話です。とにかくきれいな画質で冒頭の洞窟内部のシーンから問題無く観られる。日本版のソフトは画が荒れて汚かった印象が有るンだけど、湧き出だす水の質感、ジャッキーが盗もうとする宝石の質感、まぁ呆れる程別物。日本の観客は今までいい加減なテキトーなシロモノ見せられていた訳か(笑) ジャッキー映画のスコアってば印象に残らないが(「プロ・A」など担当されたマイケル・ライと言う大作曲家は今如何した?)、この作品に差し替えられたスティーブン・エデルマンのスコアは「ああ、映画音楽だな!」と素直に喜べる非常にヨロシイスコアだ。LDはドル・サラ、DVDはドル・デジ5.1。でもLDのサラウンドの表現力は素晴らしいと思う。

添付した画像はプロジェクトイーグルの米版DVDジャケット。