コータローまかりとおる!

ソニー千葉が製作に関わってるので、主人公は「ジャスピオン」の黒崎輝なのです。今でも2時間ドラマなんかで犯人役をたまにやってるそうです(杉作J太郎先生の著作に書いてある) それより黒崎を食ってしまってるのが、ギャバンこと大場健二で、映画の為剃った頭が余計存在感を増す方向に行ってしまい、主人公の黒崎が可哀想である。真田広之も現在のポジションからは考えられないキャラクターで、前作「伊賀のカバ丸」でも長髪の美少年なる卒倒しそうな役だったが、今回も負けじとナヨナヨしたモロモーホー役。黒崎と真田が会うシーンがあるが、真田は黒崎に対し「友達になろうYO」と持ちかけ脇に抱えた本は「仮面の告白」と来たもんだ。何と判りやすい丁寧な演出と思ったが、コレが後半重要な意味になる。必見(笑)