大映７０ｍｍ映画の

「釈迦」がやっとDVD化されたのでホッとしたのだが、仕様を見ると「あれれ？」の「買ってはいけないDVD」だったのでガックリした。
画はデジタル・ニュー・マスターだが、
音がモノラルになっている！
冗談じゃない！
ジャケットの誤記かもしれないと思ったが、最新号のAV雑誌ＨｉＶｉのディスクレビューを読んでもステレオ・サラウンドとは一言も書いてない。音はモノラルで間違いなさそうだ。
伊福部昭の名スコアをステレオで聴く事が出来ないとは、なんたる事だ！　この映画の魅力の半分以上は伊福部昭のスコアにあるのだが、これじゃあんまりだよ。
前も書いたけど、ドルビーサラウンドで収録されたＬＤボックスは、値段が高かったので買えなかった人が相当いたはずである。その人たちの中には、DVDで発売されるのを心待ちにしていた人も多いだろう。それなのに、である。
現物を手にした訳ではないが、ジャケットにステレオ音源が使用できなかった理由がちゃんと書かれてあるのだろうか？　とにかくLDボックスを手放せないと言うことだ。
しっかりしろよ！　角川大映！