とり・みき先生に怒られそうだが

北米DVDは全タイトルほぼ品切れらしい

唐突だが俺は日本語吹き替えが嫌いで、と言ってもDVDの話であって、地上波TVで観る分には何の問題も無い。(TV内蔵の貧弱なスピーカーで聞くとこれが丁度良いから不思議) 何が嫌いかなのか白状すれば、台詞の滑舌の良さがとっても不自然に聴こえるからだ。 勝新も台詞を明瞭に発音する事に異議があり、実験的に刑事物のTVドラマで台詞の同時録音やったが、勝新は元々ボソボソ話す方なんで聞き取れず内容が理解出来なくなったそうだ。(当然打ち切り)


吹き替えを嫌う理由はもう一つあって、吹き替え音声が付くと(特に5.1)米版に有ったスコアトラックがオミットされるからだ。サントラファンの俺としては吹き替え音声よりもミュージック・トラックの方が遥かにありがたい。でも世間様の価値観はココに無い(笑)
トゥモロー・ネバー・ダイ」のDVDにはデビット・アーノルドのインタビューが入っているが、何か片手落ちな印象がある。それもそのはず、米版DVDにはスコア・トラックがちゃんと収録されている。邦版にも入れる予定があった様だが、吹き替え音声収録の影響かカスリもしない。思わず溜息。サントラにも収録されてないアルプス山中での空中戦に掛かるスコアはこの米版DVDでないと聴けないのだ。これは痛い!


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